神戸でしか味わえない!地元民おすすめローカルグルメをご紹介!

神戸でしか味わえない!地元民おすすめローカルグルメをご紹介!

海と山の大自然に囲まれながら、三ノ宮やハーバーランドなどの都心部もあり人気の観光地神戸市。そんな神戸に行ったなら食べておきたいご当地グルメを紹介します。神戸で生まれて今尚たくさんの人に愛され続けるローカルグルメ3選です。

懐かしいおかんの味!長田のそばめし

sobameshi2
「そばめし」という料理をご存知でしょうか?これは神戸の真ん中辺りに位置する長田発祥のお好み焼きメニューで、今尚ファンが多いローカルメニューです。長田にはお好み焼き屋が多いのですが、そのほとんどの店で代表メニューに掲げているのが、この「そばめし」です。そばめしとは、焼きそばを細かくしたものと白ごはんを炒めて、ソースで味付けをした料理です。キャベツや豚肉、油かすやカツオの粉などと一緒に炒めています。中でも人気があるのが、甘辛く煮込んだすじこんにゃくが入ったそばめしでしょう。ぼっかけそばめしとも呼ばれます。
長田のお好み焼きの特徴として、ソースが甘めという点が挙げられます。甘めの味付けはやみつきになり、より食欲が増すのです。子供たちも大好きです。辛めが好きな人は、「どろソース」というまったりした濃くて辛いソースも用意されています。長田では青のりはあまりふりかけません。
人情味あふれる下町で、人懐っこくてパワフルなおばちゃんが焼いてくれるそばめし。その味はどこか懐かしい、おかんの味です。神戸に来たならレトロな長田の街で、そばめしを食べて帰りましょう。

ごはんが何杯でも食べれる。いかなごのくぎ煮

17288386712_704e88b1d0_z
春先になると市場などでよく目にするようになる魚が、いかなごです。カマスコやシンコなどとも呼ばれることがあります。このいかなごをシンプルに、三温糖やざらめと醤油、生姜で甘辛く煮込んだものが、「いかなごのくぎ煮」です。このいかなごのくぎ煮は、神戸から西の海岸部にかけて発祥した佃煮ですが、特に神戸の長田港辺りで非常に多く見られます。春になると店先だけでなく、神戸の多くの家庭でいかなごのくぎ煮が作られるのです。あちこちから甘辛い生姜の香りが漂ってくるでしょう。
なぜ「くぎ煮」と呼ぶかと言うと、出来上がったいかなごの形がまるで釘のようだからです。好みによって柔らかめに煮たり固めにしたりと、くぎ煮の固さはさまざまですが、とにかくこのくぎ煮はごはんが進む!これがあれば何杯でもごはんが食べれるのです。また面白いのは、いかなごのくぎ煮専用のタッパも神戸では売られています。これは冷凍保存しておけば保存食としても重宝するのですが、その際に使う保存用のタッパも、いかなごと共に購入する人が多いのです。
春に神戸を訪れたなら、炊き立てごはんと一緒に食べてみましょう。あまりの美味しさに、自分でも作りたくなるかもしれません。

甘味のあるジューシーな肉汁がたまらない。一貫桜の豚まん


豚まんはいろいろな地域で食べられています。地域によって、具材や味付け、皮の状態や大きさなども違い、それぞれに特徴があるものです。
神戸には元町の中華街もありますが、神戸に来たなら外せないのが、「一貫桜の豚まん」でしょう。「いっかんろう」と読みます。一貫桜の豚まんの特徴としては、まず何よりそのジューシーな溢れ出る肉汁です。甘味のある玉ねぎがたっぷり入っていて、味付けは甘め。一口食べると、口の中にジュワーと甘い肉汁が広がり、もう止まりません。また皮は柔らかくふんわりしており、大きめで、一個食べるとだいぶおなかも満たされます。食べ甲斐のある豚まんなのです。
この一貫桜は元町に本店がありますが、それ以外にも神戸市内の駅の構内や三宮駅前などいろいろな場所で売られています。店の前で食べられるように椅子などが置かれてある店もあり、たくさんの人が大きな豚まんにかぶりついています。お土産に買って帰る観光客の姿も多く見られます。一度食べるとこの味は忘れることができないでしょう。神戸を代表するローカルグルメのひとつ、一貫桜の豚まんを是非一度ご試食あれ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です